結論
SwitchBotプラグが「インターネットに接続中」のままつながらない問題は、
バッファローの親機でEasyMesh機能をオフにすることで解決しました
*その代わりイージーメッシュモードは使えなくなってしまい、2つのSSIDを使うことになりました。
原因をひとつづつ探っていったのですがバッファローの親機でEasyMesh機能をオフにすることだけが解決に至りました。
私の環境では、親機のEasyMesh(イージーメッシュ)機能をオンにすると、7台あるSwitchBotプラグのほとんどがインターネットへ接続できなくなりました。
接続できないプラグのIPアドレスは、正常な192.168.1.xxxではなく、169.254.xxx.xxxになっていました。
ただし、EasyMeshをオンにしても、すべてのWi-Fi機器が使えなくなったわけではありません。
スマートフォンやパソコン、SwitchBotハブなどは正常に接続できていました。SwitchBotプラグも、7台のうち1台だけは一時的に接続できていました。
しかし、その1台も安定していたわけではありません。
192.168.1.xxxになったり、169.254.xxx.xxxになったりを繰り返していました。
そこで、バッファローの親機側でEasyMesh機能をオフにしたところ、7台すべてのSwitchBotプラグが正常につながりました。
原因を確認するため、EasyMeshのオンとオフを3回繰り返しました。
- EasyMeshをオンにすると、SwitchBotプラグが接続できない
- EasyMeshをオフにすると、7台すべて復旧する
3回とも同じ結果になりました。
今回の環境では、SwitchBotプラグが接続できなくなった原因は、バッファローのEasyMesh機能です。
ただし、親機のEasyMesh機能をオフにすると、エージェントを使ったメッシュWi-Fiも使えなくなります。
SwitchBotプラグは復旧しましたが、EasyMeshによるWi-Fi範囲の拡張は諦めることになりました。
この記事では、SwitchBotプラグが「インターネットに接続中」のまま進まない、IPアドレスが169.254になる、初期化してもWi-Fiにつながらない人に向けて、原因を特定するまでに行ったことをまとめます。
ちなみにNECの環境では、現在のところ同じ現象は起っておりません
事務所と自宅で環境が違うのですが、NECの環境ではこういった現象が起きていません。
ただ私が使っていた環境
- バッファロー親機:WSR-5400XE6
- EasyMeshエージェント:WSR-5400AX6P-WH
でだけが今回のような現象が起きているのかはわかりません。
親機
メッシュ子機
SwitchBot をあきらめてTP-Link Tapoという選択肢も
TP-Link Tapoは、非常に安定しています。またTP-Link Tapoのプラグの先は極性がない(太さが一緒)ので差込口を選ばずに使えます。
その上、低価格です。
もともとSwitchBotでそろえてきてはいるものの、こういったトラブルや、値段、サポートの微妙さで最近ではTapoを選ぶことも多くなってきています。
SwitchBotプラグが突然「インターネットに接続中」になった
事務所で使用していたSwitchBotプラグが、突然インターネットへ接続できなくなりました。
SwitchBotアプリで確認すると、プラグはオフラインではなく、次の表示になっています。
インターネットに接続中
数分待っても接続は完了しません。
プラグをコンセントから抜き差ししても、SwitchBotアプリを開き直しても変わりませんでした。
最初は、SwitchBot側のサーバー障害か、プラグ本体の故障を疑いました。
しかし、同じ事務所で使用しているSwitchBotハブは正常に接続できています。
スマートフォンやパソコンも、同じバッファローのWi-Fiを利用できていました。
ほかのWi-Fi機器はつながるのに、SwitchBotプラグだけがつながらない状態です。
SwitchBotプラグのIPアドレスが169.254になっていた
バッファローの管理画面で接続機器を確認すると、正常につながっている機器には、次のようなIPアドレスが割り当てられていました。
192.168.1.xxx
一方、接続できないSwitchBotプラグは、次のIPアドレスになっていました。
169.254.xxx.xxx
169.254から始まるIPアドレスは、ルーターのDHCPサーバーから正常なIPアドレスを受け取れなかったときに、機器が自分で設定する一時的なアドレスです。
簡単にいえば、SwitchBotプラグはWi-Fiの電波を認識しているものの、インターネットへ接続するための正常なIPアドレスを取得できていません。
そのため、SwitchBotアプリでは「インターネットに接続中」と表示されたままになっていました。
今回使用していたルーターとEasyMeshの構成
今回使用していた機器は次のとおりです。
- 上位ルーター:NTT PR-S300HI
- DHCPサーバー:NTT PR-S300HI
- バッファロー親機:WSR-5400XE6
- EasyMeshエージェント:WSR-5400AX6P-WH
- バッファロー親機はAP・ブリッジモード
- 親機とエージェントは無線EasyMeshで接続
- 事務所側のSwitchBotプラグ:7台
- 自宅側のSwitchBotプラグ:3台
- 自宅側のWi-Fi機器:NEC製
自宅側と事務所側は、同じNTTのルーターから有線LANを分けています。
自宅側のNECに接続しているSwitchBotプラグ3台では、今回のような接続障害は起きていません。
問題が起きたのは、バッファローのEasyMeshを使用している事務所側です。
EasyMeshは約2か月間正常に使えていた
バッファローのEasyMeshとSwitchBotプラグが、最初から使えなかったわけではありません。
事務所へバッファローを設置してから、約2か月間は正常に使えていました。
今回の症状が発生する前に、自宅と事務所のWi-Fiが、一時的にどちらもつながらなくなるトラブルがありました。
NTTのルーターやWi-Fi機器を再起動したところ、自宅側のNECは正常に復旧しました。
事務所側も、スマートフォンやパソコン、SwitchBotハブは再び使えるようになりました。
しかし、SwitchBotプラグだけは正常に復旧しませんでした。
通信障害をきっかけに、EasyMesh内の接続状態やDHCPの受け渡しが不安定になった可能性があります。
内部で具体的に何が起きていたのかまでは分かりません。
ただし、EasyMeshをオンにすると症状が発生し、オフにすると復旧することは3回確認しています。
SwitchBotプラグを初期化しても直らなかった
最初はSwitchBotプラグ側の問題だと考え、一般的な対処方法を試しました。
実際に行ったのは、次の方法です。
- SwitchBotプラグの抜き差し
- プラグの電源を10分程度切る
- SwitchBotアプリの再起動
- Wi-Fi情報の再設定
- SwitchBotプラグの初期化
- SwitchBotアプリへの再登録
- NTTルーターの再起動
- バッファロー親機の再起動
- EasyMeshエージェントの再起動
- 親機とエージェントの有線接続
- 2.4GHz Wi-Fiの設定確認
- WPA2 PersonalとAESの確認
- DHCPの割り当て台数の確認
しかし、SwitchBotプラグを初期化して再登録しても、バッファローのメインSSIDへ接続すると、再び169.254になりました。
SwitchBotプラグの初期化では解決しませんでした。
複数台を初期化すると、再登録やスケジュールの再設定が必要になります。
今回のようにEasyMeshが原因の場合、プラグを何台初期化しても解決しません。
DHCPの割り当て台数は不足していなかった
IPアドレスの不足も疑いました。
NTT PR-S300HIのDHCP設定では、最大253台へIPアドレスを割り当てられる状態になっていました。
実際の払い出し件数は約61件です。
IPアドレスには十分な空きがありました。
SwitchBotプラグが7台あるからといって、DHCPの割り当て可能数を超えていたわけではありません。
途中でプラグを3台外したところ、残ったプラグがつながり始めたため、最初はSwitchBotプラグの台数も疑いました。
しかし、EasyMeshをオフにすると、7台すべてが同時に正常接続できました。
そのため、SwitchBotプラグが7台あること自体は原因ではありません。
ゲストSSIDでは172から始まるIPアドレスを取得できた
原因を切り分けるため、バッファローのゲストポートを有効にしました。
接続できないSwitchBotプラグをゲストSSIDへ接続すると、プラグは172から始まるIPアドレスを取得しました。
172.xxx.xxx.xxx
SwitchBotアプリでも正常にオンラインになり、プラグのオン・オフ操作ができました。
メインSSIDでは169.254になっていた同じプラグが、ゲストSSIDでは正常にIPアドレスを取得できたことになります。
この結果から、SwitchBotプラグの次の機能は正常だと判断しました。
- Wi-Fiへ接続する機能
- SSIDとパスワードを認識する機能
- DHCPからIPアドレスを受け取る機能
- インターネットへ接続する機能
SwitchBotプラグ本体の故障ではありませんでした。
なんでゲストを使わなかったかというと、3時間限定などと制限があったので。
それと、SSID2を使おうと思ったけど、それも接続できなかったということなんです。
EasyMeshをオフにすると7台すべて復旧した
次に、バッファローの親機側でEasyMesh機能をオフにしました。
エージェントの電源を切るだけではありません。
親機の設定画面で、EasyMesh機能そのものを無効にしています。
設定場所は次のとおりです。
バッファローの設定画面
→ 詳細設定
→ 無線設定
→ EasyMesh
→ 「使用する」のチェックを外す
→ 設定
EasyMeshをオフにすると、それまで169.254になっていたSwitchBotプラグが、正常な192.168.1.xxxを取得し始めました。
最初は一部のプラグだけを接続して確認し、その後1台ずつ戻しました。
最終的には、7台すべてのSwitchBotプラグが正常につながりました。
EasyMeshオン
169.254.xxx.xxx
「インターネットに接続中」のまま
EasyMeshオフ
192.168.1.xxx
正常にオンライン
EasyMeshをオンにすると再びつながらなくなった
EasyMeshをオフにした直後に復旧しただけでは、偶然の可能性があります。
そこで、EasyMeshを再びオンにしました。
すると、正常につながっていたSwitchBotプラグが再び接続できなくなりました。
SwitchBotアプリには「インターネットに接続中」と表示され、IPアドレスも169.254へ戻りました。
EasyMeshをオフにすると、プラグは再び正常な192.168.1.xxxを取得します。
この確認を3回行いました。
毎回、結果は同じでした。
- EasyMeshオフ:7台すべて正常
- EasyMeshオン:SwitchBotプラグが接続不能
- EasyMeshオフ:再び復旧
今回の接続障害の原因は、バッファローのEasyMesh機能です。
EasyMeshをオンにしても他のWi-Fi機器はつながっていた
今回の症状が分かりにくかったのは、EasyMeshをオンにしても、すべてのWi-Fi機器が使えなくなったわけではないからです。
スマートフォンやパソコン、SwitchBotハブなどは、正常な192.168.1.xxxを取得していました。
接続できなくなったのは、主にSwitchBotプラグです。
また、7台あるSwitchBotプラグのうち、1台だけは一時的につながることがありました。
ただし、その1台も完全に正常ではありません。
192.168.1.xxx
↓
169.254.xxx.xxx
↓
192.168.1.xxx
正常なIPアドレスと異常なIPアドレスを行き来していました。
1台だけ問題がなかったのではなく、その1台だけが一時的にDHCPからIPアドレスを取得できていたと考えられます。
ほかの機器が正常につながるため、Wi-FiルーターやEasyMeshが原因だと気付きにくい症状でした。
EasyMeshをオフにするとメッシュ機能は使えない
EasyMeshをオフにすれば、SwitchBotプラグは復旧します。
しかし、親機側のEasyMesh機能をオフにすると、エージェントを利用したメッシュWi-Fiも使えません。
今回、EasyMeshのエージェントは、親機から離れた場所へWi-Fiを届けるために設置していました。
特に玄関にあるSwitchBotプラグは、親機1台だけでは電波が届きにくく、EasyMeshを外すと接続できませんでした。
そのため、EasyMeshをオフにすれば、すべてが解決するわけではありません。
SwitchBotプラグのIPアドレス取得問題は直りますが、今度はWi-Fiの電波が届かない場所が出てきます。
2台目のバッファローは通常の中継機として使える
EasyMeshを使用できなくても、2台目のバッファローが使えなくなるわけではありません。
EasyMeshではない、通常の無線中継機として設定できます。
無線で中継する場合は、次の構成です。
親機
APモード・EasyMeshオフ
↓ 無線
2台目
WBモード・通常の無線中継機
LANケーブルを通せる場合は、2台目を通常のアクセスポイントとして利用できます。
上位ルーターまたはLAN
↓ 有線
2台目
APモード・EasyMeshオフ
EasyMeshではなくなるため、接続先の一括管理やローミングなどのメッシュ機能は使えません。
ただし、Wi-Fiの電波範囲を広げることはできます。
親機1台で必要な範囲をカバーできるなら、無理に2台使う必要はありません。
電波が届かない場所がある場合だけ、2台目を通常の中継機または有線アクセスポイントとして追加するのが現実的です。
有線EasyMeshに変更しても解決しない
今回、EasyMeshのエージェントを無線接続から有線接続へ変更することも試しました。
しかし、有線EasyMeshでも、親機側のEasyMesh機能をオンにする必要があります。
今回の環境では、エージェントの接続方法ではなく、親機でEasyMesh機能を有効にすること自体が接続障害の引き金になっていました。
そのため、無線EasyMeshから有線EasyMeshへ変更しても解決しません。
EasyMesh機能を使う限り、同じ症状が発生しました。
SwitchBotプラグが169.254ならEasyMeshを確認する
SwitchBotプラグが「インターネットに接続中」のまま進まない場合は、まずIPアドレスを確認してください。
192.168から始まる場合
ルーターから正常なプライベートIPアドレスを取得できています。
この場合は、SwitchBotアプリ、クラウド接続、Wi-Fiの電波強度など、別の原因を確認します。
169.254から始まる場合
ルーターのDHCPから正常なIPアドレスを取得できていません。
次の項目を確認します。
- プラグを抜き差しする
- Wi-Fiルーターを再起動する
- 2.4GHz Wi-Fiへ接続しているか確認する
- SSIDとパスワードを再入力する
- DHCPの割り当て台数を確認する
- ゲストSSIDや別のアクセスポイントで試す
- メッシュWi-Fiや中継機を外して確認する
- 親機側のEasyMesh機能をオフにする
バッファローのEasyMeshを使用している場合は、エージェントの電源を切るだけではなく、親機の設定画面からEasyMesh機能そのものをオフにすることが重要です。
初期化する前にEasyMeshをオフにした方がいい
SwitchBotプラグが接続できないと、最初にプラグの初期化を考える人は多いと思います。
しかし、今回の問題は、プラグを初期化しても解決しませんでした。
初期化すると、SwitchBotアプリへの再登録や、スケジュールの再設定が必要になります。
複数台のプラグを使用している場合、すべてを初期化するのはかなり大変です。
Buffalo EasyMeshを使用していて、SwitchBotプラグだけが接続できない場合は、プラグを初期化する前に、親機のEasyMesh機能をオフにしてください。
私の環境では、EasyMeshをオフにしただけで、7台すべてのSwitchBotプラグが正常に復旧しました。
まとめ|SwitchBotプラグが接続中のままならEasyMeshをオフにする
SwitchBotプラグが突然つながらなくなり、アプリには「インターネットに接続中」と表示されたままになりました。
正常なSwitchBotハブやスマートフォンは192.168.1.xxxを取得していましたが、接続できないSwitchBotプラグは169.254.xxx.xxxになっていました。
プラグの再起動、初期化、Wi-Fiの再設定、ルーターの再起動、DHCPの割り当て台数確認などを行いましたが、改善しませんでした。
しかし、バッファローの親機でEasyMesh機能をオフにすると、SwitchBotプラグ7台すべてが正常に接続できました。
EasyMeshをオンに戻すと再び接続できなくなり、オフにすると復旧します。
この確認を3回行い、毎回同じ結果になりました。
今回の環境では、SwitchBotプラグが「インターネットに接続中」のまま進まない原因は、バッファローのEasyMesh機能でした。
ただし、EasyMeshをオフにすると、メッシュWi-Fi機能そのものも使えなくなります。
電波が届かない場所がある場合は、EasyMeshではない通常の無線中継機や、有線アクセスポイントとして2台目を使用する必要があります。
SwitchBotプラグがWi-Fiにつながらない、初期化しても直らない、IPアドレスが169.254になっている場合は、プラグの故障だけでなく、Buffalo EasyMeshの機能を一度オフにして確認してください。