試験監督官や試験官をやるときに、どの時計を使えばいいのか迷う人は多いと思います。
普段から腕時計を使っている人であれば、その時計を使えばよいかもしれません。
ただ、普段はスマホやスマートウォッチで時間を確認している人の場合、試験監督官用にどんな時計を用意すればよいのか悩むところです。
結論からいうと、試験監督官用の時計で迷っているなら、まずは次の2つから選べば問題ないと思います。
価格も1,500円台です(2026年6月現在)
シリーズの中からこの2つが選ばれているのは、視認性がいいからです!
アナログなら、カシオ MQ-24-7B2LLJH
デジタルなら、カシオ F-91W-1JH
どちらもカシオのスタンダードな腕時計で、いわゆるチープカシオと呼ばれるシリーズです。
試験監督官用の時計は、たくさんの時計を比較してランキングで選ぶ必要はないと思います。
初めて試験監督官をする人であれば、まずはこの2本を基準に考えれば十分です。
迷ったら、まずはアナログのMQ-24-7B2LLJH。
ただし、私自身はアナログ時計もデジタル時計も使ってみたうえで、試験監督官用としてはデジタルのF-91W-1JHの方が見やすいと感じています。
アナログ時計は、残り時間を感覚的に把握しやすいのが良いところです。
一方で、デジタル時計は、今が何時何分何秒なのかを数字ではっきり確認できます。
試験監督官や試験官は、スポーツの審判のように一瞬で何分何秒を急いでみる仕事ではありません。
時間は正確に見る必要はありますが、決まった時間に余裕をもって時計を見ることができます。
そのため、アナログ時計でもまったく問題ありません。
ただ、開始時刻や終了時刻を確認する場面では、数字で現在時刻が表示されるデジタル時計の見やすさは大きなメリットです。
普段、例えばアップルウオッチを使ってる人はデジタル表示かアナログ表示かで、普段使っている表示がおすすめではあります。
この記事では、試験監督官用の時計として、なぜこの2本をおすすめするのか、アナログとデジタルのどちらを選べばよいのかを、実際の使いやすさをもとに解説していきます。
また、F-91W-1JHを試験監督官用として使う場合に気になる、アラーム・時報の確認や、デジタル時計の無音化カスタマイズについても紹介します。
※デジタル時計の音を消したい方は、記事内の「F-91W-1JHを無音化するカスタマイズ」の項目をご覧ください。
【写真】記事冒頭用:F-91W-1JHとMQ-24-7B2LLJHを並べた写真。机の上に2本並べ、できれば試験監督用のメモや筆記具も一緒に写す。
試験監督官用の時計はこの2つから選べば問題ない
試験監督官用の時計を選ぶとき、たくさんの時計を比較する必要はないと思います。
時計に詳しい人なら、自分の好きな時計を選べばよいです。
ただ、この記事を読んでいる人は、おそらく「試験監督官用にどの時計を選べばよいかわからない」という人だと思います。
その場合、まず考えるべきなのは、時計のブランドや高級感ではありません。
大事なのは、試験監督官として使いやすいかどうかです。
試験監督官用の時計に必要なのは、次のような条件です。
- 時間が見やすい
- 秒まで確認できる
- 音が鳴らないようにできる
- 電池切れの心配が少ない
- 操作が複雑すぎない
- 当日安心して使える
この条件で考えると、チープカシオのアナログ時計かデジタル時計で十分です。
私が最初におすすめするのは、アナログならMQ-24-7B2LLJH、デジタルならF-91W-1JHです。
| 種類 | おすすめモデル | 向いている人 |
|---|---|---|
| アナログ | MQ-24-7B2LLJH | 無難に選びたい人、残り時間を感覚的に見たい人 |
| デジタル | F-91W-1JH | 今の時刻を何時何分何秒まで見やすく確認したい人 |
この2つから選べば、初めて試験監督官をする人でも大きく外すことはないと思います。
迷ったらアナログのMQ-24-7B2LLJHがおすすめ
まず、無難に選ぶならアナログ時計です。
試験監督官をしていると、周りの方もアナログ時計を使っていることが多い印象があります。
アナログ時計は見た目が自然で、試験監督官の服装にも合わせやすいです。
また、アナログ時計には、残り時間を感覚的に把握しやすいという良さがあります。
針の位置を見ることで、
「あと何分くらいあるのか」
「終了時刻までどのくらいか」
「時間がどれくらい進んだか」
という感覚がつかみやすいです。
試験監督官や試験官は、スポーツの審判のように、何分何秒を瞬時に測る仕事ではありません。
もちろん正確な時間管理は必要です。
しかし、基本的には開始時刻、終了時刻、途中退出の可否、残り時間などを落ち着いて確認する場面が多いです。
そのため、普段からアナログ時計に慣れている人であれば、アナログ時計でもまったく問題ありません。
カシオ MQ-24-7B2LLJHは、白い文字盤に黒い針と数字のシンプルなアナログ時計です。
見た瞬間に時刻を確認しやすく、余計な装飾も少ないため、試験監督官用として使いやすいと思います。
「どちらを選べばよいかわからない」という人には、まずアナログのMQ-24-7B2LLJHをおすすめします。
【写真】MQ-24-7B2LLJHの単体写真。白い文字盤が見やすいように、正面から撮影。針が10時10分付近だと見栄えがよい。
「迷ったらまずはこちら」
それでも私はデジタルのF-91W-1JHをおすすめしたい
無難に選ぶならアナログ時計です。
ただ、私自身は、普段使っているのがアップルウオッチでデジタル表示なのでデジタルのほうが使いやすいという結論です。
また実際アナログ時計もデジタル時計も使ってみたうえで、なれからも試験監督官用としてはデジタルのF-91W-1JHの方が見やすいと感じました。
今の時刻が数字でそのまま表示されるからです。
デジタル時計は、
「今、何時何分なのか」
「今、何時何分何秒なのか」
が見ただけでわかります。
試験監督では、開始時刻や終了時刻を確認する場面があります。
そのときに、数字で現在時刻が表示されるデジタル時計はかなり見やすいです。
アナログ時計でも時間は確認できます。
ただ、アナログ時計は針を見て、自分で時間を読み取る必要があります。
それに対して、デジタル時計は数字として表示されているので、判断しやすいです。
特に、試験開始前や終了直前のように、少し緊張感がある場面では、デジタル時計の方が安心できると感じました。
ただし、これは「アナログ時計ではダメ」という意味ではありません。
アナログ時計でも試験監督官は十分できます。
試験監督官や試験官は、スポーツの審判のように、一瞬で何分何秒を測る仕事ではありません。
落ち着いて時刻を確認できれば、アナログ時計でもまったく問題ありません。
そのうえで、私自身がアナログもデジタルも使ってみた結果としては、試験監督官用としてはデジタル時計の方がわかりやすいと感じています。
筆者の実務推し
【写真】F-91W-1JHの単体写真。液晶の時刻表示がはっきり見える角度で撮影。秒表示が見える状態にする。
F-91W系にはデザイン違いもある
デジタル時計としておすすめしているF-91W系には、デザイン違いもあります。
私が実際に持っているのは、次の3機種です。
- F-91W-1JH
- F-91W-3JH
- F-91WG-9QJH
この3機種は、基本的な機能はほぼ同じです。
そのため、選ぶポイントは主にデザイン性と視認性になります。
試験監督官用として考えるなら、一番大事なのはやはり視認性です。
つまり、時計を見た瞬間に、
- 今、何時何分何秒か
- ぱっと見て見やすいか
- 試験中にストレスなく確認できるか
このあたりが重要になります。
私の印象として、まず基準になるのはF-91W-1JHです。
定番でボタンはシルバーで青いラインが入っています、視認性もよく、もっとも無難で選びやすいモデルだと思います。
F-91W-3JHは、上記と違うのはラインが緑で少し落ち着いた色になります。
F-91WG-9QJHは、ボタンがゴールド液晶もゴールド、視認性は劣りますがおしゃれです。
ただし、試験監督官用として最初に1本選ぶなら、まずは定番のF-91W-1JHかF-91W-3JHが無難だと思います。
F-91W系の中で選ぶなら、
- 無難に選ぶなら F-91W-1JHかF-91W-3JHを好みで
- デザイン性も楽しみたいなら F-91WG-9QJH
という考え方がしやすいです。
試験監督官用としては、まず見やすさを優先してF-91W-1JHを選び、そのうえで好みがあれば別カラー・別デザインに広げていくのがよいと思います。
一番スタンダード
枠の色がグリーンで落ち着いている
枠の色ゴールド、液晶もゴールド
【写真】F-91W-1JH、F-91W-3JH、F-91WG-9QJHを3本並べた写真。同じ時刻に合わせて、液晶表示の見え方を比較できるように撮る。
【写真】3本それぞれの液晶アップ。真正面と少し斜めから撮ると、視認性の違いを伝えやすい。
【写真】F-91W-1JHの単体写真。液晶の時刻表示がはっきり見える角度で撮影。できれば秒表示が見える状態にする。
アナログ時計とデジタル時計の違い
アナログ時計とデジタル時計の違いを整理すると、次のようになります。
| 種類 | 良いところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| アナログ時計 | 残り時間を感覚的に把握しやすい。見た目が自然 | 何時何分かは針を見て判断する必要がある |
| デジタル時計 | 今の時刻を数字で正確に確認しやすい | アラームや時報など、音への注意が必要 |
アナログ時計は、残り時間を見るのに向いています。
針の位置を見ることで、時間の流れを感覚的に把握しやすいです。
一方、デジタル時計は、現在時刻を見るのに向いています。
今が何時何分何秒なのかを、数字で確認できます。
どちらにも良さがあります。
そのため、絶対にどちらでなければならない、ということはありません。
迷ったらアナログ。
実務での見やすさを重視するならデジタル。
このくらいの考え方で選ぶとよいと思います。
【写真】アナログとデジタルを腕につけて見比べる写真。できれば同じ時間に合わせ、見え方の違いがわかるようにする。
どうしても迷うなら両方買うのもあり
チープカシオは、価格が手頃です。
そのため、どうしてもアナログとデジタルで迷うなら、両方用意してみるのも一つの方法です。
実際に腕につけてみると、アナログの方が見やすい人もいれば、デジタルの方が安心できる人もいると思います。
また、試験監督官用として考えると、予備の時計を持っておくこと自体も安心材料になります。
当日、時計が止まったり、電池切れになったりする可能性は高くないと思います。
それでも、試験監督官用の時計は、当日安心して使えることが大切です。
迷って決められない場合は、アナログとデジタルを両方買って、自分に合う方をメインにする。
もう片方を予備として持っておく。
この考え方も十分ありだと思います。
試験監督官用の時計は中古より新品がおすすめ
試験監督官用の時計として用意するなら、中古よりも新品をおすすめします。
チープカシオは、もともと価格が手頃な時計です。
そのため、あえて中古で安く買うメリットはそこまで大きくないと思います。
中古品の場合、見た目はきれいでも、いつから使われているのか、電池がどれくらい残っているのかがわかりません。
試験監督官用の時計で大事なのは、安く買うことよりも、当日安心して使えることです。
もちろん、新品であっても、最初から電池が入った状態で販売されています。
そのため、購入した日からメーカー公称の電池寿命が丸々残っているとは限りません。
それでも、F-91W-1JHは電池寿命が約7年とされています。
MQ-24系も数年単位の電池寿命が案内されています。
通常は、新品で購入してすぐの試験中に電池が切れる可能性はかなり低いと思います。
不安な場合は、試験直前に古い時計を引っ張り出すのではなく、新品を用意するか、予備の時計を持っておくと安心です。
【写真】新品パッケージや購入直後の時計写真。新品で用意する安心感を出す。
会場の時計だけに頼らない【受験者の側】
受検側から見ると試験会場には、壁掛け時計がある場合もあります。
ただし、会場の時計だけに頼るのは少し不安です。
会場の時計がずれている可能性もあります。
席の位置によっては見えにくいこともあります。
そもそも時計がない会場もあるかもしれません。
試験監督官側から見ると、時計の持参は必須です。
会場には時計がないことはもちろん、会場全ての時計を合わせないといけないので、わざわざ時計をはずす試験でさえもあります。
試験時間の正確性は必須で、試験時間が秒単位で違ってくると、クレームや試験のやり直しになりかねないからです。

アナログ時計の時間合わせの方法
試験監督官用の時計は、事前に時間を合わせておくことが大切です。
特に初めて試験監督官をする人は、当日に時計合わせでバタバタしないように、前日までに一度合わせておくと安心です。
というより合わせる練習をしておくことをおすすめします。
アナログ時計の時間合わせは、基本的には次の流れです。
1. 秒針が12に来るのを待つ
まず、秒針が12の位置に来るのを待ちます。
12の位置というのは、時計の一番上です。
ここで秒を合わせる準備をします。
【写真】秒針が12の位置に来た瞬間の写真。可能ならアップで撮る。
2. 秒針が12に来たらリューズを引く
秒針が12の位置に来たら、リューズを引きます。
リューズとは、時計の横についている小さなつまみのことです。
リューズを引くと、秒針が止まります。
この状態で、時刻を合わせます。
【写真】リューズを引いた状態の横からの写真。指でつまんでいるところを撮るとわかりやすい。
3. 時針と分針を合わせる
次に、時針と分針を合わせます。
たとえば、9時30分に合わせたい場合は、時針と分針を9時30分の位置に合わせます。
このとき、できるだけ正確に分針を合わせておくと安心です。
【写真】分針を合わせているところ。リューズを回している手元写真。
4. 時報の00秒でリューズを押し込む
時報や正確な時計を見ながら、合わせたい時刻の00秒になった瞬間にリューズを押し込みます。
リューズを押し込むと、秒針が動き始めます。
これで時間合わせは完了です。
アナログ時計の時間合わせで大事なのは、最初に秒針を12で止めることです。
この手順を知っているだけで、時計合わせがかなり楽になります。
【写真】時報アプリやスマホの秒表示と、アナログ時計を一緒に写す写真。スマホは記事用の撮影小物として使うだけで、試験中に使うわけではないことがわかるようにする。
デジタル時計の時間合わせの方法
デジタル時計も、事前に時間を合わせておくことが大切です。
ここでは、カシオ F-91W-1JHを例に考えます。
F-91W-1JHは、ボタン操作で時刻を合わせます。
基本的には、時刻合わせモードに入り、秒・時・分・日付などを順番に合わせていきます。
1. 通常の時刻表示にしておく
まず、通常の時刻表示にしておきます。
時刻、秒、曜日などが表示されている画面です。
【写真】F-91W-1JHの通常表示画面。秒表示が見えるように撮る。
2. 時刻合わせモードに入る
左下のボタンを何回か押して、時刻合わせモードに入ります。
F-91W-1JHの場合、通常表示から左下ボタンを押していくと、アラーム、ストップウォッチ、時刻合わせのようにモードが切り替わります。
時刻合わせモードに入ると、秒の表示が点滅します。
【写真】左下ボタンを押している写真。次に、秒表示が点滅している画面写真。
3. 秒を00にする
秒が点滅している状態で、時報や正確な時計を見ます。
基準時計が00秒になったタイミングで、右下ボタンを押して秒を00にします。
デジタル時計の時間合わせで一番大事なのは、この秒を00にするタイミングです。
【写真】スマホの秒表示とF-91W-1JHを並べた写真。00秒に合わせるイメージ。
4. 時・分を合わせる
秒を合わせたら、左上ボタンで設定する場所を移動します。
時、分、月、日、曜日など、点滅する場所が順番に変わります。
合わせたい場所が点滅したら、右下ボタンで数字を進めます。
試験監督官用としては、特に時と分が正しく合っているかを確認します。
【写真】時または分が点滅している画面。ボタン位置がわかるように撮る。
5. 通常表示に戻す
すべて合わせ終わったら、左下ボタンを押して通常表示に戻します。
通常表示に戻ったら、時刻が合っているかもう一度確認します。
デジタル時計は便利ですが、ボタン操作に慣れていないと、当日に手間取ることがあります。
試験監督官用として使う場合は、前日までに一度、時間合わせの練習をしておくのがおすすめです。
試験監督官用に電波時計はおすすめしない
試験監督官用の時計として、電波時計を選べばよいのではないかと思う人もいるかもしれません。
電波時計は、自動で時刻を合わせてくれるので、普段使いではとても便利です。
ただ、試験監督官用として考えると、私は電波時計はおすすめしません。
理由は、試験監督では、会場で全員の時計を同じ基準時刻に合わせることが大切だからです。
試験当日は、会場責任者や主任監督者の指示で、監督者全員の時計を合わせる時間が設けられることがあります。
そのときは、時報などを使って合わせることが多いと思います。
また、会場によっては、独自の基準時計や、指定された時計をもとに時間を合わせる場合もあるかもしれません。
大切なのは、自分の時計が電波時計として正確であることではなく、会場で指定された基準時刻に合わせることです。
電波時計の時刻と、会場で使う時報や基準時計が完全に一致しているとは限りません。
仮に数秒のズレがあった場合でも、試験監督官としては、会場の指示に従って全員の時計をそろえる方が大切です。
そのため、試験監督官用の時計は、電波時計よりも、手動で時刻を合わせやすいシンプルな時計の方が向いていると思います。
この記事でおすすめしているチープカシオのアナログ時計やデジタル時計は、手動で時刻合わせができます。
前日に時報で合わせておき、当日は会場の基準時刻で最終確認する。
この運用の方が、試験監督官用としては安心だと思います。
時計合わせは前日に練習し、当日は会場の基準時刻に合わせる
試験監督官用の時計は、事前に時間合わせの練習をしておいた方が安心です。
試験会場では、監督者全員の時計を同じ基準に合わせる必要があります。
そのため、時計合わせの方法は会場によって異なります。
時報で合わせる場合もあれば、会場本部の時計や、会場で指定された基準時計に合わせる場合もあります。
特に、複数の試験室がある会場では、会場全体で時間をそろえることが大切です。
そのため、必ずしも各監督者が自分で時報を聞いて合わせるとは限りません。
会場本部の時計に合わせる運用になることもあります。
大事なのは、自分の時計が単独で正確であることではなく、当日の会場で指定された基準時刻に合わせることです。
もし事前に「時報で合わせる」とわかっている場合は、前日に時報で合わせておくと安心です。
前日に一度合わせておけば、当日の時計合わせは「ゼロから合わせる作業」ではなく、「ズレがないか確認する作業」に近くなります。
ただし、最終的には、試験当日に会場責任者や主任監督者の指示に従って時計を合わせます。
そのため、前日にやっておきたいのは、時刻を完全に固定することというより、時計合わせの操作に慣れておくことです。
アナログ時計なら、秒針が12の位置に来たらリューズを引いて止める。
デジタル時計なら、時刻合わせモードに入り、秒を00にする。
この操作を前日までに一度練習しておくと、当日に慌てにくくなります。
試験当日は、受付、会場確認、問題用紙の確認、監督者同士の打ち合わせなど、やることが多くなります。
その中で時計合わせに手間取ると、余計にバタバタしてしまいます。
試験監督官用の時計は、前日までに時刻合わせの方法を確認し、当日は会場の基準時刻に合わせる。
この考え方が一番安心だと思います。
デジタル時計は音に注意
デジタル時計を試験監督官用として使う場合、必ず注意したいのが音です。
F-91W-1JHのようなデジタル時計には、アラームや時報機能があります。
アラームがオンになっていると、設定した時刻に音が鳴ります。
時報がオンになっていると、毎正時に音が鳴ることがあります。
試験中に時計の音が鳴ってしまうと、受験者の集中を妨げる可能性があります。
そのため、試験監督官用としてデジタル時計を使う場合は、試験前に必ずアラームと時報をオフにしておきます。
できれば、試験当日の朝ではなく、前日までに確認しておくと安心です。
見るべきポイントは、画面上のアラームマークや時報マークです。
マークが表示されている場合、音が鳴る設定になっている可能性があります。
F-91W-1JHを使う場合は、取扱説明書を確認しながら、アラームと時報をオフにしておきましょう。
【写真】F-91W-1JHのアラーム画面、時報マークが見える画面、オフにした状態の画面。可能なら比較写真にする。
デジタル時計を完全に無音化したい場合のカスタマイズ
ここからは、自己責任のカスタマイズです。
F-91W-1JHは、アラームや時報をオフにしていても、ボタンを押したときに操作音が鳴ります。
試験中に時計を操作しなければ大きな問題にはなりにくいですが、試験監督官用として完全に音が鳴らないようにしておきたい人もいると思います。
その場合、裏蓋を開けて、音が鳴る部分にテープを貼る方法があります。
ただし、これはメーカーが推奨する通常の使い方ではありません。
裏蓋を開けることで、防水性能に影響する可能性があります。
メーカー保証や修理対応に影響する可能性もあります。
作業中に小さなネジをなくしたり、内部部品を傷つけたりする可能性もあります。
不安な方は、無理に分解しない方がよいです。
私はカスタマイズしました。
必要なものは、時計用の精密ドライバー、マスキングテープまたはビニールテープ、小さなネジを置くトレー(小皿でOK)などです。
特にドライバーは時計用の精密ドライバーです。家庭にない場合は、100円ショップでも購入できます。
実際に作業する場合は、時計に合うサイズのドライバーを使い、明るい場所で、ネジをなくさないように注意しながら行います。
【写真】時計用の精密ドライバー、マスキングテープ、ビニールテープ、小さなトレーを並べた写真。
【写真】裏蓋を開ける前のF-91W-1JH。ネジ位置がわかるように裏面を撮影。
【写真】外したネジをトレーに置いた写真。ネジが小さいことがわかるように撮る。
【写真】テープを貼る位置。内部写真はピントをしっかり合わせる。
【写真】裏蓋を戻した状態。作業完了後の写真。
繰り返しますが、このカスタマイズは自己責任です。
これで試験中に間違ってボタンを押しても音はなりません。
試験官へのクレームでは音のクレームが多いのです
チープカシオは安いだけではない
チープカシオという名前だけを聞くと、安い時計という印象を持つ人もいるかもしれません。
たしかに、チープカシオは価格が手頃です。
しかし、チープカシオの良さは、安いことだけではありません。
軽くて、シンプルで、時間が見やすい。
この実用性の高さが、チープカシオの大きな魅力だと思います。
また、チープカシオにはさまざまなデザインがあります。
シンプルな黒い時計だけでなく、文字盤やベルトの色に特徴があるもの、少しアウトドア寄りの雰囲気があるもの、普段使いしやすいおしゃれなモデルもあります。
CASIOの時計の中には、大きさもデザインも違うものがあります
たとえば、私が持っているCASIO STANDARD MW-240-3Bのように、デザイン性を感じるモデルがあります。
こうした時計を見ると、チープカシオは「安いから仕方なく選ぶ時計」ではなく、普段使いとしても楽しめる時計だと感じます。
ただし、試験監督官用として考えるなら、最初におすすめした2本を基準にするのがよいと思います。
アナログならMQ-24-7B2LLJH。
デジタルならF-91W-1JH。
試験監督官用の時計で一番大切なのは、デザインよりも視認性です。
時計を見た瞬間に、今何時なのか、あと何分あるのか、あとどのくらいで試験が始まるのか、終了時刻までどのくらいなのかがわかること。
これが大事です。
チープカシオにはおしゃれなモデルもたくさんありますが、試験監督官用として最初に選ぶなら、まずは見やすくてシンプルな時計をおすすめします。
そのうえで、普段使い用や予備の時計として、デザイン違いのチープカシオを選ぶのはとても楽しいと思います。
【写真】MW-240-3Bの単体写真。おしゃれな雰囲気が出るように、普段使いの小物と一緒に撮る。
【写真】MQ-24、F-91W、MW-240-3Bを並べた写真。試験監督官用の本命2本と、デザイン違いの例がわかるようにする。
普段使い用でも使えるよりおしゃれな時計
Amazonのリンクから、いろいろな種類が見れます
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カシオ スタンダード MQ
MQシリーズが男女ともにおすすめです!
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カシオ スタンダード MW
MWシリーズは文字盤が大き目です
販売しているのもは、電池が交換済みではありません。
不安な方は電池交換して販売してあるものもあります
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電池交換済みモデル
続きをみる
試験監督官用時計の前日チェックリスト
最後に、試験監督官用の時計チェックリストをまとめます。
試験前日までに、次の点を確認しておくと安心です。
- 時計の時刻を時報で合わせた
- 秒表示または秒針が確認できる
- アラームをオフにした
- 時報をオフにした
- 音が鳴らないか確認した
- 電池切れの心配が少ない
- 時計の見やすさを確認した
- 当日は会場の基準時刻で最終確認する
- スマホやスマートウォッチではなく腕時計で確認する
- 必要なら予備の時計も用意する
特に、初めて試験監督官をする人は、時計合わせを当日に初めてやらない方がよいです。
前日までに一度、時刻合わせと音の確認をしておくだけで、当日の安心感がかなり違います。
【写真】チェックリスト風の写真。時計、メモ帳、ペンを並べて「前日確認」の雰囲気を出す。
まとめ|試験監督官用の時計はチープカシオのアナログかデジタルで十分
試験監督官用の時計で迷っているなら、まずはチープカシオのアナログかデジタルを選べばよいと思います。
無難に選ぶなら、アナログのMQ-24-7B2LLJH。
実務での見やすさを重視するなら、デジタルのF-91W-1JH。
私はアナログ時計もデジタル時計も使ってみたうえで、試験監督官用としてはデジタル時計の方がわかりやすいと感じました。
ただし、アナログ時計でもまったく問題ありません。
試験監督官は、スポーツの審判のように一瞬で何分何秒を測る仕事ではありません。
落ち着いて時刻を確認できれば、アナログ時計でも十分使えます。
どうしても迷うなら、価格が手頃なので両方用意してみるのもありです。
予備の時計として持っておく意味もあります。
試験監督官用の時計で大切なのは、当日バタバタしないことです。
時計を選ぶだけでなく、前日までに時刻を合わせ、アラームや時報をオフにし、音が鳴らないことを確認しておく。
ここまで準備しておけば、初めての試験監督官でも安心して当日を迎えられると思います。